神戸・三宮のラム肉専門店「ラムの串焼き ひつじの一休」(神戸市中央区下山手通2、TEL 078-333-5002)が9月4日、店内にまぜそば専門店「ひつじのまぜそば一休」をオープンする。
2019年12月17日にオープンした同店は、神戸市内でギョーザ専門店「ぎょうざの一休」、炭火焼き鳥専門店「にはとりや」、ニュースタイル大衆食堂「食堂 勿ノ怪(モノノケ)」などを展開するシナジーカフェ(北長狭通4)が経営。羊肉と焼き鳥店で培った串焼きの経験を組み合わせ、新業態としてオープンした。
店舗面積は10坪。席数はテーブル26席。店内はグレーと木目を基調とし、台湾や中国にある屋台を思わせる空間に仕上げた。
夜営業のみだった同店の空き時間を使い「昼と夜の二毛作営業を決めた」と同社取締役の川井雄太さん。「もともと夜に提供していた拌麺(ばんめん=中華あえ麺)が好評だったこともあり、ランチとして手軽に食べていただける麺類を専門業態にし、分かりやすく営業しようと考えた」と明かす。
麺は北海道産小麦品種「きたほなみ」「春よ恋」の全粒粉を使い、クミン、五香粉(ウーシャンフェン)、ターメリックなどのスパイスでじっくり煮込んだラムミンチ、中国たまりじょうゆ(老抽王)、オイスターソース、アーモンドをベースにしたしょうゆたれ、ピーシェントウバンジャンを使ったしびれたれなどの具、調味料でまぜそばに仕上げる。
メニューは、「羊まぜそば(チャイ・〆のダイブ飯付き)」(1,000円)、「お昼のお得なラムの串焼き3種(上ロース・赤身もも・羊つくね)」(550円)など。「パクチー」(55円)、「ペコリーノロマーノチーズ(羊のチーズ)」(220円)などのトッピングも用意する。
店長の濱口大介さんは「拌麺を何度も試作し、ランチでも楽しんでもらえるメニューに改良した。羊好きな方、あまり食べたことがない方、まぜそば好きな方にも満足してもらえると思う」と自信を見せる。「通常の羊まぜそばは少し辛い味になっているが、苦手な方はしびれソース抜きも対応できる」とも。
営業時間は11時30分~14時30分。「ラムの串焼き ひつじの一休」は16時~20時30分(以上ラストオーダー)。緊急事態宣言中は昼営業のみ。