神戸・元町の猫カフェに新猫スタッフ-ジブリ映画から名前は「テト」に

「命名会」で名前の決まった新猫スタッフの「テト」

「命名会」で名前の決まった新猫スタッフの「テト」

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 神戸・元町の猫カフェ「cat cafe Nyanny(ニャニー)」(神戸市中央区元町通2、TEL 078-391-5420)が10月20日、月に1度の定休日を利用して「ベンガル命名会」を開いた。

会議中ウトウトする猫スタッフ「テト」

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 当日は猫スタッフたちの「シャンプー見学会」を開催したが、店長・八木絢子さんが「お客さまにいつもとは違った猫カフェを味わっていただきたい」と見学会終了後に同イベントを企画した。

 内容は10月8日に同店にデビューした新「猫スタッフ」の名前を考えるもので、常連客7人が参加した。新猫スタッフは今年6月28日生まれのオスで、種類はベンガル、カラーはブラウンスポテッドタビー。八木さんによると、「先輩の猫スタッフたちと仲良くなるのがすごく早く、溶け込むのが上手だった。おもちゃも遊ぶのも大好きな性格」だという。

 常連客が事前に考えてきた候補や見た目から発想する候補案を書き出し、最後に同店スタッフも含め全員で多数決で決めた。当の新猫スタッフは会議中にウトウトし始めキャットタワーの上で座り込んでしまったが、同店スタッフが「自分の一生の名前が決まるのに寝ていていいの?」と問いかけ、参加者から笑いが起こる一幕も。

 候補には「小次郎」「リオ」「ひょう」「ウォーリー」など約20案が上がったが、多数決の結果、満場一致で「テト」に決定。「テト」は映画「風の谷のナウシカ」に登場する「キツネリスのテト」に新猫スタッフが似ていることから名付けられた。

 八木さんは「ウェブ上で新猫スタッフの名前を決めたことはあったが、店内にお客さまを呼んでみんなで会議するのは初めてだった。いい名前に決まって良かった」と話す。「テト」を候補に挙げた常連客の植田さんは「自分が名付け親になるなんて不思議な気分。でもぴったりの名前になって良かった。すごくうれしい」と笑顔を見せた。

 同店は2007年12月にオープンした猫カフェで、店内では15匹の人懐っこい猫たちが遊び回る。店内には下から猫の肉球を鑑賞できる「肉球鑑賞 猫ロード」のほか、キャットタワーなども設置する。

 営業時間は、平日=11時~22時、土曜・日曜・祝日=10時~22時。第3火曜定休。

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