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「神戸まつり」開催迫る-東北被災地の物産展も開催

昨年の「おまつりパレード」の様子

昨年の「おまつりパレード」の様子

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 「神戸まつりメインフェスティバル」が5月15日、フラワーロード周辺や神戸ハーバーランド、旧居留地を中心に開催される。主催は神戸市民祭協会。

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 同イベントは1971(昭和46)年に市民参加型の祭りとして誕生したもので、今年で41回目を数える。今年は「緑と海そして愛」をメーンテーマとし、「東日本大震災被災地支援 神戸から愛と元気を」を合言葉にさまざまなイベントを開催。阪神・淡路大震災を経験し、多くの支援で復興を遂げた神戸から東日本大震災の被災地への支援とエールを送る。

 開催中は中央区旧居留地一帯を交通規制し、フラワーロード~三宮中央通りの車道では13時~17時、各団体が趣向を凝らした「おまつりパレード」を展開。パレード・ステージなどの参加団体が独自の工夫による被災地支援となる演技を披露する中、応援メッセージも放送する。

 京町筋では「東北大物産展withサンバストリート」として、東日本大震災の被災地復興支援を目的に、特に被害が甚大であった東北3県(岩手、宮城、福島)の企業経営者や従業員らを招き、各県の名産品を販売する物産展を開催。また、市内のサンバチーム(約800人)が参加し演技を披露するとともに、物産展への応援メッセージも発信する。

 大丸神戸店(神戸市中央区明石町)北側の道路「キッズアベニューステージ」では、被災地に送る千羽鶴を作成するコーナーを開設。来場者が思いを込めて折った千羽鶴は、16日から出発する神戸市消防音楽隊の被災地支援コンサートの際に、市内各小学校の児童らによって折られた千羽鶴と併せて被災地へ届けられる。

 同協会担当者は「会場内各所で、募金活動も実施しているのでご支援、ご協力いただきたい」と呼び掛ける。

 開催は11時から。

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