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神戸市内6ホテルで慈善ランチ-総料理長監修、震災遺児支援で

総料理長6人が「グランシェフ チャリティーランチ」を紹介

総料理長6人が「グランシェフ チャリティーランチ」を紹介

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 神戸市内の6つのホテルが3月1日より、東日本大震災遺児を支援するチャリティー企画として「グランシェフ チャリティーランチ」を提供する。

メーン料理は各ホテルが独自メニューを考案

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 KOBEホテル6社会に加盟するホテルが主催する同企画。2000年より「阪神淡路大震災で受けた全世界からのさまざまな支援にお返しをする」という趣旨で各ホテル持ち回りで総料理長6人が共同で作る特別ディナーを提供する一夜限りのチャリティー夕食会「グランシェフ6人の饗宴」を展開。昨年からは、リーズナブルな料金のランチ企画「グランシェフ チャリティーランチ」に変更。3859人が利用し約100万円を寄付した。

 参加するのは、ANAクラウンプラザホテル神戸(神戸市中央区北野町1)、オリエンタルホテル(京町)、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ(東灘区)、神戸ポートピアホテル(港島中町6)、神戸メリケンパークオリエンタルホテル(波止場町5)、ホテルオークラ神戸(波止場町2)。

 12回目を迎える今回もランチ企画を継続。地産地消をテーマに神戸・兵庫の食材をふんだんに使い、趣向を凝らしたメニューをプリフィクススタイルのランチコースとして提供する。昨年は、それぞれのホテルがコース料理の1品を担当するという全ホテル同じメニューだったが、メーン料理は各ホテル独自のメニューとなるため、期間中に各ホテルの「食べ比べ」なども楽しめる。3種盛りのオードブルとデザートは6つのホテルが3ホテルずつに分かれて担当した。

 オリエンタルホテル マーケティング&セールスの芥川真奈美さんは「この企画を通じてリーズナブルにホテルでランチを楽しみ、幸せな気分になっていただきたい。たくさんの方が神戸へ足を運ぶきっかけにもなれば」と話す。「今回の寄付により、東日本大震災遺児の心を癒やすための『レインボーハウス』建設に貢献し、子どもたちに笑顔あふれる毎日が1日でも早く訪れたらと願っている。グランシェフたちの心尽くしの料理をお楽しみいただければ」と話す。

 料金は3,000円(税・サービス料込み)。1食あたり260円を「あしなが育英会」を通じて、東日本大震災遺児の支援のための寄付に充てる。5月6日まで。

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