ハロウィーンの仮装行列で使うオリジナルマスクを作る「アニマルマスク作りセミナー」が10月27日、神戸・トアロードにある中華会館(神戸市中央区下山手通2)6階で行われる。主催はトアロード中央商店街振興組合、共催はトアロード地区まちづくり協議会。
トアロード中央商店街振興組合は、1977(昭和52)年5月に発足。1995年1月17日に阪神・淡路大震災を経験した同商店街は、翌年から震災復興をスローガンに掲げ近隣の商店街と連携した「トアロード・クラフトアートフェア」を2014年までの18年間続けてきた。「トアロードにたくさんの人を呼びたい」と2016年にハロウィーンイベントを新たに企画し、今年で3回目。「クラフトアートフェアのように息の長い催しにしたい」と、今年は初めて開催費用を募るためのクラウドファンディングに挑戦した。
同イベントは、同組合加盟店で展開する「KOBEトアロード ラッキーラリー」の一環。加盟店各店では10月31日まで、540円以上の買い物・飲食で1店舗につき1スタンプを進呈。集まったスタンプ3店舗、5店舗、10店舗分ごとに応募ができる。当選発表は11月21日。
未就学児~小学生(保護者同伴での参加が原則)が対象で、講師はイラストレーターのtaemiさん。当日15時~16時(小雨決行、荒天中止)にトアロード中央商店街で行われる「トアロードパレード2018」に参加するためのアイテムを作る。
セミナー当日、同商店街ではハロウィーンの仮装行列「トアロードパレード2018」(15時~16時、小雨決行、荒天中止)を開催。受講した子どもたちは完成させたマスクを着けて参加する。パレードのテーマカラーは「グリーン」。参加者は緑色の衣装か小物を身に着けて練り歩く。
山口銀行神戸支店前からスタートするパレードでは、同組合加盟店が子どもたちにお菓子を提供。会場では、兵庫県のマスコットキャラクター「はばタン」も仮装で参加する。
13日には関連イベントとして、中華会館6階で大学生フォトグラファーの村上茉那さんによる「フォトセミナー~トアロードの自慢の一枚~」を開催。開催時間は14時~16時。参加費は500円。ホームページのフォームで申し込む。
同組合の青年部長・柳憲司さんは「クラウドファンディングは目標の78%にとどまったが多くの方に支援いただき、今後のまちづくりイベント企画運営の励みになった」と感謝を述べた。