神戸経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキングは、「兵庫県立美術館で『ジブリの大博覧会』 スタジオジブリ30年の歩み凝縮」の記事が1位に輝いた。
ランキングは今年1月4日から12月13日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 兵庫県立美術館で「ジブリの大博覧会」 スタジオジブリ30年の歩み凝縮(4/9)
2. 神戸・北野坂にショーハウス「もっすまランド」 「夜の大人のテーマパーク」目指す(6/1)
3. 神戸・元町商店街に「熟成純生食パン専門店 本多」 神戸初出店(7/18)
4. 神戸・三宮に海老料理専門店「海老モンスター」 ジャンル問わず料理提供(3/27)
5. 神戸・三宮高架下にトランポリン専用スタジオ「ユニバーサルジャンピング」(4/18)
6. 神戸・西元町にカフェとクラフトビールの店 「マザームーンカフェ」創業者が新業態(6/22)
7. 神戸・旧居留地でナイトマーケット 歩行者天国で多彩な催し(3/28)
8. 阪神神戸三宮駅におにぎりバーガー期間限定店 スパムむすびに着想(10/16)
9. 神戸三宮にロンドン発フラワーショップ国内1号店 「お花のパティシエ」が出店(5/9)
10. 江崎グリコ、そごう神戸店に高級ポッキー「バトンドール」 兵庫初進出(10/3)
4月7日から兵庫県立美術館で始まった企画展「ジブリの大博覧会 ~ナウシカからマーニーまで~」は、1985(昭和60)年のスタジオ設立以来、「となりのトトロ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」など、数々のアニメーション作品を発表してきた30年の歩みを紹介。開幕初日には同展のオフィシャルサポーターを務める横山だいすけさんも来場した。7月1日の閉幕まで30万人以上が来館した。
2位は北野坂にオープンしたおかま&ニューハーフのアミューズメントショーハウス「もっすまランド」。大ママ・美瓲(ヴィトン)ぶっふぃさん経営のショーハウス「もっすま(「もっとスマイルビューティー」の略)」(2003年2月開業)とゲイバー「ゑんじぇる」(2010年12月開業)が合併し、「夜の大人のテーマパーク」としてリニューアルオープンしたことで話題を呼んだ。
2016年3月、まだ国内ではあまり普及していなかったトランポリンを使ったフィットネスを提唱し移動型のイベントレッスンを中心に行っていたグループ「Universal Jumping(ユニバーサルジャンピング)」が念願のフィットネススタジオをオープンした記事が5位にランクイン。
7位は旧居留地で開かれた夜の野外マーケット「旧居留地 Night Market(ナイトマーケット)」。公道を歩行者天国にして行うイベントは主催者の予想を超える人が来場し、多くの関心を集めた。神戸ルミナリエ期間の週末には、同じく公道を使った「楽しい休日」テーマのイベント「KOBE HAPPY HOLIDAYS MARKET(コウベハッピーホリデイズマーケット)」も新たに始まっている。
姫路に総本店がある「熟成純生食パン専門店 本多」の神戸初出店が3位。創作チーズ料理レストラン&バル「ちーず屋」を経営する「E&R」の新業態となるエビ料理専門店「海老monster(エビモンスター)」が4位。1993年に三宮で開業した人気カフェ「マザームーンカフェ」創業者の木村良介さんが手掛けるカフェとクラフトビールの店「Garden by mother moon(ガーデンバイマザームーン)」が6位。阪神電鉄の神戸三宮駅西改札口に期間限定オープンした「おにぎりバーガー」が8位にランクイン。
1993年にロンドンからスタートした花とアロマキャンドルを販売する店「フラワーストーク ロンドン」国内1号店は「お花のパティシエ」と呼ばれる烏野優貴(うのゆうき)さんが経営していることでも注目を集め9位。10位の江崎グリコ運営スイーツショップ「バトンドール」兵庫初進出の記事では、同社とそごう神戸店がプロジェクトチームを結成し限定商品の開発に取り組んだことでも話題になり、現在も購入するための列ができている。
8月4日に10周年を迎えた神戸経済新聞。神戸の玄関口である三宮の再整備計画、都心・ウオーターフロントを目指す新港突堤西地区、県本庁舎などの施設老朽化などによって再整備が検討されている元町山手地区など、大きく変わろうとしている神戸をこの先も見守り続けていきたい。