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登山・アウトドア用品専門店「好日山荘」が神戸市と事業連携協定締結

登山・クライミング・アウトドア用品総合販売店とクライミングジムを運営する「好日山荘」が神戸市と事業連携協定を締結

登山・クライミング・アウトドア用品総合販売店とクライミングジムを運営する「好日山荘」が神戸市と事業連携協定を締結

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 登山・クライミング・アウトドア用品総合販売店とクライミングジムを運営する「好日山荘」(神戸市中央区浜辺通2)が2月12日、神戸市と事業連携協定を締結した。

「アーバンサバイバル」

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 市内では、センタープラザ3階に「好日山荘 センタープラザ神戸本店」(三ノ宮町1)、ミント神戸18階屋上に「グラビティリサーチ ミント神戸」(雲井通7)を出店。安全・快適な登山、アウトドアに関する豊富な知見・経験などの無形資産を持つ同社が、「ゆとりある空間を創出し、都心から近く恵まれた自然環境などの地域資源を有効活用しながらウィズコロナ時代の新しい暮らし方・働き方を実現できる都市」を目指している神戸と「神戸市と好日山荘との事業連携に関する協定書」を取り交わした。

 協定項目には、「活用ニーズが少ない市保有地などを活用し、まちの中でアウトドアを楽しむ」「市街地近郊の自然を活(い)かした登山学校の実施」「SNSを駆使した神戸市の自然の魅力発信」などの「まちの活性化」、「自然の保全方法や生物多様性を考える登山学校の実施」「次世代を担う子供たちへの自然体験」などの「里山の保全」、「災害時協力や防災啓発活動の実施」「給水、防災拠点としての好日山荘 センタープラザ神戸本店活用」などの「防災」、「高齢者・障がい者などのアウトドア体験参加機会提供」「VR登山体験」などの「高齢者・障がい者支援」を含む。

 3月20日には連携第1弾として、災害時にまちなかで生き抜くためのノウハウを体験する「アーバンサバイバル」を共催。エントリーは既に済んでおり、3日で定員に達したという。今後もさまざまな企画を予定する。

 同社の池田真吾社長は「当社の創業地は神戸市、本社も神戸市に構えている。ウィズコロナ時代においては、自治体や他業種との連携が重要と考え、当社の持つ無形資産や運営するECショッピングモール『GsMALL(ジーズモール)』を中心に、地場産業や地元企業も含めた包括的な地域の活性化に尽力したい」と話す。

 「好日山荘」は1924(大正13)年、日本初の登山用品専門店として誕生し、創業から97年を迎える日本で最も歴史のある登山・クライミング・アウトドア総合専門店。創業以来、登山やアウトドアの楽しみを広めることをミッションとし、日本全国にある「好日山荘」直営店43店舗で、経験豊富なスタッフが登山やアウトドアライフのための商品、知識・ノウハウを提供する。2010(平成22)年から、スポーツクライミングを日本で普及・発展させるためクライミングジム「グラビティリサーチ」をオープン。全国で10店舗を展開している。

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