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神戸・モトロクにオープンカフェ 六甲山の間伐材使ったベンチで

神戸・元町6丁目商店街(通称=モトロク)に六甲山の間伐材を使って製作したオープンカフェ用ベンチが設けられた

神戸・元町6丁目商店街(通称=モトロク)に六甲山の間伐材を使って製作したオープンカフェ用ベンチが設けられた

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 神戸・元町6丁目商店街(通称=モトロク)に9月29日、六甲山の間伐材を使って製作したオープンカフェ用ベンチ8台が設けられた。

神戸家具ならではの手彫りロゴ

 新型コロナウイルスの影響で元町商店街の通行量は激減。徐々に来街者数は戻ってきているというが、にぎわい創造の7月開催予定だった「元町夜市」、9月開催予定だった「元町ミュージック・ウィーク」などの恒例イベントは中止を余儀なくされた。

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 8月には安心・安全な商店街であることを確保するため、同商店街組合員と来街者への感染防止の啓発活動として注意喚起の横断幕を掲出。国土交通省が新型コロナ感染防止策として飲食店などの店頭道路使用の基準緩和を示したことで、3密防止策としてフードをテークアウトして利用できる通路を活用したオープンカフェを設けた。

 全長1.2キロの同商店街は雨や強い日差しを遮断する効果があるアーケードがあり、オープンカフェの実施に合わせて晴天時には天蓋(てんがい)を開放するなどして換気をしている。

 今回のモトロク通路中央部へのベンチ設置の発起人は、元町6丁目商店街副理事長の片山喜市郎さんと神戸家具ブランドの伝統の技を守りながら職人の手によるオーダーメードの家具を製作している「永田良介商店」6代目店主の永田泰資(たいすけ)さん。

 元町商店街全体で統一したオープンカフェをさらに地域と連携したこだわりあるものにできないかと考えた片山さん。6丁目商店街では、六甲山間伐材と地場産業である神戸家具の技術を活用したベンチを製作することにした。ベンチには、元町6丁目を意味する「M」「6」、港町をイメージする「イカリ」のロゴが神戸家具ならでは手彫りで施されている。

 片山さんは「市民の方々に長く利用いただけるベンチを製作したいと思った。設置から利用率も高く好評」とほほ笑む。「間伐材は反り具合や大きさもバラバラで家具職人の方には苦労をおかけしたが、『さすが神戸家具』という素晴らしいベンチが仕上がった。商店街でゆっくり買い物を楽しんでいただければ」とも。