「ハック」（神戸市灘区桜口町4）が6月30日、商業機能施設「tete（テテ）名谷」（須磨区中落合2）北ゾーン2階スクールエリアに「キッズプログラミングスクール ハック テテ名谷校」をオープンする。

「キッズプログラミングスクール ハック テテ名谷校」教室

　都市ブランドの向上や人口誘引を図る「リノベーション・神戸」プロジェクトで「名谷活性化プラン」を進めている神戸市。同プランの一環として「子育て世代に優しい環境づくり」をテーマに「JR西日本アーバン開発」（東灘区住吉本町1）と連携し、同施設の開業に取り組んでいる。

　神戸市を中心に子ども向けプログラミング教室を運営する「ハック」では8年にわたり、現役エンジニアが中心となってプログラミングを指導。「大人になっても使えるプログラミング」を提供することで「コンピューターを活用したものづくりができるデジタル人材の育成」を目指している。同社のプログラミング教材は、バンドー神戸青少年科学館（神戸市立青少年科学館）のワークショップなどでも使われている。

　「ハック」社長の森田康太郎さんは「子育て世代が魅力に感じる都市条件として教育環境の充実化が不可欠であり、神戸で起業したプログラミング教育事業者として神戸市の都市づくりに貢献することを目指している。ChatGPTのような生成AIの登場により、今後テクノロジーは加速度的に進むといわれている中で、現役エンジニアが中心に指導する先進的なプログラミング教育は子育て世帯にとって魅力的な教育コンテンツでもある」と話す。

　7月1日・2日はオープンを記念して、親子参加型のプログラミング体験イベントを開催する。同校の「初級Iコース」カリキュラムを使い、親子で協力しながら課題を解決する。開催時間は、午前の部＝10時30分～12時、午後の部＝13時～14時30分。参加無料。申し込みは同校ホームページから開催前日まで受け付ける。

　入会金は2万2,000円。授業料は、月2回＝9,900円、月4回＝1万7,600円（以上、教材費込み）。