プレスリリース

大阪湾で初となるShip to Ship方式によるLNG燃料供給を自動車運搬船に対して実施

リリース発行企業:Daigasグループ

情報提供:

 大阪ガス株式会社(代表取締役社長CEO:藤原 正隆)は、本日、大阪湾で初(※1)となるShip to Ship方式(※2)による船舶LNG燃料供給(LNGバンカリング)を実施しました。

 今回、当社はLNGバンカリング船(※3)「SETO AZURE」(読み:セト アズール)を用いて、神戸港に入港したLNG燃料自動車運搬船に対しLNG燃料を供給しました(※4)。今回の神戸港における実施は、大阪湾で初めてとなるShip to Ship方式のLNG燃料供給であり、同湾における安定的なLNG燃料供給および神戸港のカーボンニュートラルポート形成に寄与するものです。

 近年、世界的な脱炭素化の流れや国際海事機関(IMO)の温室効果ガス削減目標を背景に、LNGを燃料とする船舶の導入が急速に進んでいます(※5)。LNG燃料は従来の重油燃料と比較して二酸化炭素の排出量を削減できるほか、将来的にはe-メタンやバイオメタンへの転換によりさらなる低・脱炭素化が期待されています。一方で、国内におけるLNG燃料船への供給インフラ整備は十分とは言えず、普及拡大に向けて安定的な燃料供給体制の構築が求められています。

 当社は「SETO AZURE」によるShip to Ship方式に加え、Truck to Ship方式(※6)、Shore to Ship方式(※7)によるLNG燃料供給も実施しており、主要3方式全てに対応可能な事業者として、お客さまの多様なニーズに応じた柔軟かつ安定的なLNG燃料供給サービスを提供しています。

 Daigasグループは、今後も船舶向けへのLNG燃料供給の拡大を進めるとともに、2025年2月に発表した「Daigasグループ エネルギートランジション2050」に基づくe-メタンの社会実装を推進し、海運業界の低・脱炭素化の実現に貢献してまいります。

※1:2026年9月大阪ガス調べ(日本において運航するLNG燃料バンカリング船とその活動エリアを対象とした調査)
※2:岸壁に係留中もしくは錨地に停泊中のLNG燃料船に対して、LNGバンカリング船が接舷してLNGを供給する方式。
※3:LNGを燃料とする船舶に対してLNG燃料を供給する船舶のこと。
※4:シンガポールの船舶燃料取引会社であるIntegr8 Fuels社を介し、海外船会社が運航するLNG燃料自動車運搬船へLNG燃料供給を実施した。
※5:

 ※LNG運搬船を除く
(出典:DNV(ノルウェー海事協会)「Rising LNG demand: Overcoming bunkering challenges」
https://www.dnv.com/expert-story/maritime-impact/rising-lng-demand-overcoming-bunkering-challenges/#:~:text=LNG%20marine%20fuel%20use%20surges,the%20end%20of%20the%20decade
※6:岸壁に係留中のLNG燃料船に対して、岸壁に駐車したLNGタンクローリーからLNGを供給する方式。
※7:岸壁・桟橋に係留中のLNG燃料船に対して、陸上LNGターミナルなどからLNGを供給する方式。


■LNGバンカリング船「SETO AZURE」による神戸港でのLNG燃料供給の様子



■LNGバンカリング船「SETO AZURE」



全長:86.29m
全幅:17.60m 
総トン数:約4,350トン
LNGタンク方式:IMO独立タンク TYPE C方式
LNGタンク容量:約3,610m3
推進方式:電気推進(LNGと重油のデュアルフューエルエンジン)
船主:大阪湾LNGシッピング株式会社
造船所:下ノ江造船株式会社

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