2年に1度開かれる芸術文化の祭典「神戸ビエンナーレ2013」（事務局＝TEL 078-322-6598）が現在、元町高架下会場で展示する「ペインティングアートコンペティション」の作品を募集している。

　キャンパス形状や画材は自由で、作品は手描きに限定。展示スペースは高架下の空き区間を活用し、壁などを撤去したスケルトン状態の空間もある。展示期間は10月1日～12月1日の62日間。

　2013年のテーマは「さく『saku』」。応募受け付けは今月17日までで、審査料は1作品につき1万円。神戸ビエンナーレ大賞には賞状とトロフィー、賞金200万円、準大賞には賞状と賞金50万円、入賞作品（8～13作品程度を予定）には賞状と賞金20万円を贈る。

　同祭典組織委員会事務局担当者は「JR神戸駅から元町駅間の高架下空間を舞台に、ペインティングによる芸術表現の新たなる可能性を求める。縦・横ともに4メートル以内の作品を募集するので、小さな画面では不可能な絵画ならではの魅力を存分に発揮できる作品を提案いただければ」と応募を呼び掛ける。

　神戸に芸術文化の力を結集してさらなる振興を図り、まちのにぎわいづくりや活性化につなげるための具体的な取り組みとして2007年に始まった同祭典。これまでに3回開催。今後は、神戸らしい多彩な芸術文化に出合い感動や喜びを体感できる芸術祭として世界に発信していくという。

　詳細はホームページで確認できる。