帽子製作販売店「マキシン（maxim）」（神戸市中央区北長狭通2）コラボメンズハットの販売会が6月25日・26日、三宮のセレクトショップ「GoodWood」（三宮町2、TEL 078-332-3045）で行われる。

「GoodWood」店内で撮影した近藤岳登さんスナップ

　婦人帽子を中心に販売していたマキシンは2011（平成23）年9月、ナガサワ文具センターの「神戸インク物語」とのコラボ企画としてメンズライン「KOBE chapeau HOMME」設立した。昨年、メンズライン販売開始10周年の記念商品を発売。マキシンと以前から親交のあったJリーグヴィッセル神戸の元選手で現在はラジオパーソナリティーやテレビでも活躍している近藤岳登さんがプロデュースし、GoodWood代表の菊池一優さんと同社帽子職人の久保太平さんが共同で企画・製作を手がけた。

　マキシン常務取締役本部長の柳憲司さんは「昨年、夏・冬と2シーズン企画し、多くの方に喜んでもらえた。今回は初めて夏素材を使い、1本の素材を渦巻きのように縫い上げていくブレード製法のコラボハットを製作した」と話す。

　新商品はベージュとアイボリーの2色で、ハンドメード刺しゅう（星、サボテン、ヤシの木、月）をあしらう。それぞれの帽子にはマキシン、GoodWood、近藤さんのトリプルネームが付く。価格は、刺しゅうなし＝4万2,900円、刺しゅうあり＝4万7,300円～。

　営業時間は11時～20時。販売会当日はサイズオーダーなども受け付け、近藤さんも店頭で接客する。

　今年2月に創業82年を迎えた同社ではこれまで、ANA、JAL、JR西日本、「藤子・F・不二雄ミュージアム」「サンリオピューロランド」などの制帽のほか、五輪の日本選手団の制帽、国際博覧会で使われる制帽も手がけている。

　コロナ禍をきっかけにマスク、マスクケースなどを企画製作し、ECサイトで展開。老舗企業、アイドル、カプセルトイ、サウナ施設とのコラボ企画などで地元活性化にも貢献している。