青森リンゴ専門店「a la ringo（あら、りんご。）JR新神戸駅店」（神戸市中央区加納町1、TEL 080-4378-1157）が6月27日、JR西日本新神戸駅2階「アントレマルシェ新神戸」内にオープンした。

常時3種類以上の商品を販売する

　運営は、神戸を中心に郷土飲食店事業を展開する「ワールド・ワン」（下山手通2）。同社では「かわいい、おいしい、からだに良い」をコンセプトに、「リンゴを五感で楽しむブランド」として、2019年5月に1号店となる神戸本店を三宮にオープンし、その後、青森、大阪などに展開。関西出店は4店舗目となる。

　1号店出店の経緯について、ワールド・ワン広報担当者の松波知宏さんは「世界一のリンゴ栽培技術を誇る青森で、農家の方と出会ったことがきっかけ。愛情たっぷりに育てられた青森リンゴの味の濃さやみずみずしさは、一度食べるとほかのリンゴに戻れなくなるほど。農家の方々の情熱をもっと多くの人に伝えたい、スイーツや料理を通して青森リンゴの魅力や可能性を届けたいとブランドを立ち上げた」と明かす。

　商品は、季節によって品種を変えながら常時2～3種類をラインアップする「品種別アップルパイ」（1個540円）など。現在、アップルパイは酸味のある「紅玉」、甘みのある「蜜入りサンふじ」を用意する。

　関西限定商品は、リンゴのシロップ漬けとキャラメルソースで、酸味のあるタルトタタンをイメージした「りんごフィナンシェ」（6個入り1,520円～）、リンゴのパウダーを混ぜ込み、ホワイトとミルクをブレンドしたチョコレートを挟んだクッキー「りんごチョコサンドクッキー」（5個入り1,020円～）など。

　松波さんは「素材にこだわった神戸らしいスイーツを取りそろえている。神戸の玄関口にあるので、お出かけのお供や大切な人への手土産として利用してもらえたら」と話す。

　営業時間は9時～21時30分。販売はテイクアウトのみ。