神戸の諏訪山公園（神戸市中央区諏訪山町）・ヴィーナステラスでバレンタインの2月14日、「愛の鍵モニュメント」に取り付ける光る南京（なんきん）錠「Love Lock Kobe Ai kagi」がお披露目される。

光る南京錠の取り付けイメージ

　2004年に同公園内諏訪山展望台（ヴィーナステラス）に設けられた恋人たちが錠前を取り付けて愛を誓う「愛の鍵モニュメント」。年間6000組のカップルが訪れ鍵を取り付けていたが、近年は5000組と若干低迷しているという。

　同施設の周知と集客を期待し、市民団体「すわやまの会」が神戸の夜景とうまくマッチするような「ブラックライトを当てると光る鍵」を作成。「Ai kagi」（アイカギ）の「Ai」は2人で1つの鍵を共有することから「合鍵」、2人の愛を象徴する鍵であることの「愛」という2つのメッセージが込められており、蓄光塗料が施された鍵は蛍の光のような「幻想的な輝き」になると同会委員長の横山直己さんは話す。

　当日は先着30組に同南京錠が進呈され、同モニュメントに取り付けを行う。

　同南京錠は夏ごろまでにインターネットでの販売（価格未定）も予定し、横山さんは「購入した鍵を取り付けに来ていただければ」と呼び掛ける。PR事業として、2月20日に神姫バスツアーズが実施する「神戸夜景ツアー」の参加者にも同南京錠を進呈する。先着20組。

　開催時間は18時～19時。参加無料。雨天決行。16時からは同モニュメントに取り付けられた南京錠を溶かして作ったハート型のプレートを設置するほか、焼き芋とヘビパンづくりも行う。問い合わせは中央区役所まちづくり推進課（TEL 078-242-0033）まで。