事故物件住みます芸人・松原タニシさんの冠ラジオ番組3周年記念イベント「松原タニシのキャバる～タニシ生きる3周年～」が10月24日、神戸・三宮のライブ＆イベントホール「クラブ月世界」（神戸市中央区下山手通1）で開催される。「松竹芸能」主催、「ラジオ関西」協力。

事故物件住みます芸人・松原タニシさん

　神戸市垂水区出身の松原さんは2018（平成30）年10月、地元のラジオ局「ラジオ関西」で念願だったという冠番組「松原タニシの生きる」をスタート。昨年8月には、松原さんの実話怪談「事故物件怪談 恐い間取り」（二見書房刊）を原作とした映画「事故物件 恐い間取り」（監督＝中田秀夫さん、主演＝亀梨和也さん）も公開され、興行収入23億円超えのヒットとなり話題を集めた。

　昨年12月に大倉山の多目的イベントホール「神戸ラピスホール」（楠町7）で行われた2周年記念ライブは、早々に前売りチケットが完売するほどの話題となった。

　今年の会場となるのは1969（昭和44）年築の老舗キャバレー。1980（昭和55）年の改築以降はキャバレーとしてジャズやダンスといった華やかなエンターテインメントを楽しむことを目的とした「大人の空間」となり、21世紀を迎えてからは古き良き時代のキャバレーが持つ雰囲気、姿、サービスを兼ね備えた新感覚のライブ＆イベントホールとして生まれ変わった。

　今回は、1部＝歌謡ショー、2部＝トークイベントの2部制。松原さんにゆかりの深いお笑い芸人や怪談師などが出演し、同番組リスナーではない人も楽しめる内容になっているという。

　出演者は、松原さんをはじめ、代走みつくにさん、かみじょうたけしさん、兵頭裕さん、にしね・ザ・タイガーさん、田中俊行さん、ゆしんさん。当日は、オリジナルグッズの販売やサイン会も予定する。

　松原さんは以下のようにコメントを寄せる。「『生きる』というタイトルで始まったラジオが3周年を迎えました。事故物件という死の現場で生活をし続けている僕ですが、だからなおさら、バカバカしく何も考えずに楽しめるものが生きる活力になることにも気づけました。今回は陰鬱（いんうつ）な人間たちが歌ったり踊ったり、真面目に話したりする2ステージです。『生きるとは何か』を考えないことが生きるヒントにもなるかもしれない、でもやっぱり考えちゃうかも。そんな時間をぜひ」（原文ママ）

　1部は、12時30分開場、13時開演、15時終了予定。料金は3,000円。2部は、15時30分開場、16時開演、17時30分終了予定。料金は2,000円。全席自由席。チケットは「PassMarket」で販売。問い合わせは松竹芸能（TEL 03-3545-1544）まで。