「Bar Rhea（バー・レアー）」（神戸市中央区中山手通1、TEL 090-2115-5536）が3月25日、神戸・サンキタエリアにオープンした。

「蕎麦粉の季節ガレット」

　ギリシャ神話では大地の女神とされる「レアー」の名前を冠した同店。「お酒は大地の恵みである農作物から生まれたもの」との認識から、「テロワールの象徴」をテーマとした。店主は、神戸のホテルや飲食店で、それぞれ修業しながらソムリエ資格を取った岩崎隆貴（たかき）さんと円増（えんそう）亜紀さん夫婦で、「初の共同作業」として店舗をスタート。ワインと日本酒を中心に、気軽に楽しめる敷居の低い店づくりを進めている。店舗面積は16坪。カウンター12席、ソファ6席を用意。店内の壁面には「夏子の酒」作者の尾瀬あきらさんのサインなども飾る。

　メニューは、「蕎麦（そば）粉の季節ガレット」「季節の天ぷら盛り合わせ」（以上1,200円）のほか、「ふじお商店のシャルキュトリー」（1,000円）や「近藤亭のキッシュ」（900円）など、近隣飲食店の名物も用意する。ドリンクは、カクテル、ウイスキー、日本酒グラス（以上800円～）、グラスワイン（1,000円～）などを提供。ワインは「フランスワインと同レベルのテロワールの表現力を、フランスワインの半分ぐらいのコスパで実現している」という南アフリカ産を中心に常時200種類以上、日本酒は「神戸市内各区に一人いる『変態』酒屋さんが仕入れている日本各地の素晴らしいお酒」を50種類以上そろえる。

　岩崎さんは「お酒に興味のある20～30代の方にも気軽に来てほしい。そのため、早朝4時まで営業する」と話す。円増さんは「お酒の場が好きなので、いつでも皆さんに来ていただける店として育てていきたい」とも。

　営業時間は18時～翌4時。