神戸市は4月1日、玄関口である都心・三宮の再整備をプロモーションするサイトを開設した。

将来イメージ「三宮交差点（北向き）」

　神戸市では、昨年9月に「神戸の都心の未来の姿『将来ビジョン』」と「三宮周辺地区の『再整備基本構想』」を策定。車道を無くして広場にする施策「三宮クロススクエア」をはじめ、新しいまちづくりに取り組み、おおむね30年後を見据えた段階的な再整備を行うという将来計画を見てもらい、「神戸が変わる」ことをたくさんの人に伝えていくプロモーションを進めている。

　今後、三宮駅を中心とし、新神戸・元町・ウォーターフロント・神戸ハーバーランドを含む神戸の都心が大きく変化していくことを多くの人に知ってもらい、共感・応援し、共に未来のまちづくりに参加してもらうことを同サイト開設の目的とする。

　同サイトでは、都心・三宮の再整備の将来計画の紹介をはじめ、神戸に思いのある人たちがプロモーターになり、神戸の未来を自分事と捉え「自分の想う未来」を紹介する動画「1000SMiLE」を公開。参加者が次につないでいくことで、1000人の動画の公開を目標としている。撮影開始は2月20日。これまでに40人が参加し、今後も多くの人が「未来のまちづくり」に関心を持ち参加していくことで充実させていくという。

　神戸市住宅都市局・都心三宮再整備課・都心企画係長の菅原真也さんは「神戸の都心がこれからどんどん変わっていくということ、そしてその将来像についてみんなに知ってもらい、共感してもらい、応援してもらいたいと思いからサイトを立ち上げた。新しいまちを創っていくのは労力と時間がものすごくかかるもだが、共感や応援をしてもらえれば、そのスピードがどんどん上がると思っている」と話す。「神戸の都心、三宮について夢や未来を熱く語っていただける方、動画に出演したいという方はサイトから私たちにコンタクトしていただければ」とも。