神戸ハーバーランドumieサウスモール（神戸市中央区東川崎町1）5階「OSシネマズ神戸ハーバーランド」ロビースペースで7月30日から、「STEAM教育」を体験する夏休みイベントが始まる。

3Dプリンター機器イメージ

　映画館などのサービス事業を展開する「オーエス」（大阪市北区）が、プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する「クリーク･アンド･リバー社」（東京都港区）と業務提携し、オーエスが経営する映画館を映画鑑賞の場としてだけでなく、街のにぎわいや文化の情報発信基地として、新しい可能性を追求するプロジェクトを展開する。

　クリエーティブな発想で問題解決を創造するプログラム「STEAM教育」は、科学（Science）・技術（Technology）・工学（Engineering）・芸術・教養（Art/Arts）・数学（Mathematics）の頭文字を合わせた造語。プロジェクトの第1弾は、各分野の専門家が子ども向けに体験コンテンツを提供する「CINE LAB（シネラボ）」を開催する。

　第1回（7月30日・31日、小学校高学年向け＝9時30分～12時、同低学年向け＝13時～16時）は、短時間で3Dモデリングできるツールを体験する「3Dプリント×SDGs！自分で考え、描いて、形にする！」を行う。講師は、1級建築士の濱中直樹さん、作業療法士の林園子さん。

　第2回（8月6日・7日、11時～12時、13時～14時）は、いろいろな打楽器を使い、絵本の世界をつくっていく「みんなで作る！音楽絵本の世界！誰でもできる楽器を鳴らすと、絵本が音楽に変身!?」を行う。講師はピアニストの佐藤はるひさん。

　第3回（8月20日・21日、11時～12時、13時～14時）は、体の不思議を体験する「解剖を体験！プレメディカル教室！骨をさわって、中をのぞいて、身体のしくみを学ぶ！」を行う。講師は理学療法士の田中一秀さん。

　オーエスの担当者は「次世代キッズを育てるSTEAM教育を映画館で遊びながら学ぶことができる。小学生の夏休みの自由研究にもなる新しい取り組み」と話す。

　参加対象は小学1年～6年。定員は各回申し込み先着10人（第1回小学校低学年向け＝12人）。参加費は1人1,000円（同＝500円）。子ども1人につき保護者1人同伴可能。LINEアカウント「CINE LAB」を友だち登録後、トークルームの応募フォームから希望のプログラムを選択することで参加申し込みができる。