レンタルオフィスと貸会議室を全国展開する日本リージャス（東京都港区）は3月29日、神戸国際会館（神戸市中央区御幸通8）にレンタルオフィス「神戸国際会館センター」をオープンする。

　世界78カ国450都市1,000カ所以上でレンタルオフィスを運営するリージャスグループ。国内では東京、横浜、大阪、福岡、広島、仙台の7都府県19カ所にサービスオフィスを展開、同センターは20カ所目となる。

　同センターは同館の最上階22階に開設され、57室のオフィススペース（総収容人数139人）と会議室1室を備える。フロア総面積は747平方メートル。

　同センターには通信・ITインフラ設備、家具、受付・電話対応など事務サービスを標準装備。利用料金は、1カ月4万円代からで1カ月から契約できる。利点は「オフィス開設時に必要な設備投資を大幅に削減できる」こと。オフィスの利用機関やスペースはビジネスの拡大縮小や用途に応じて選択できるため、運営上のリスクを最小限に抑え効率的なビジネスを実現するという。

　同社の呉偉（くれたかし）会長は「当社は、日本において12年間にわたって高付加価値のオフィスソリューションを提供してきた。目標は新興企業から大企業まで、あらゆる企業のビジネスリーダーに最適なオフィス環境をお届けすること」と話す。「神戸でのセンター開設により、神戸地域での事業活動の拡大、発展の一助となるだけでなく、神戸を拠点とする企業にとっては当社のグローバルネットワーク利用の足がかりとなると確信している」とも。